カンキツグリーニング病についてのお知らせ

sksanti

2010年08月20日 09:56

今回はカンキツグリーニング病についてのおしらせです。

カンキツグリーニング病とは東南アジアから発生し,沖縄県に侵入しました。
大宜味村でも確認され現在もっとも重大な感染病となっています。


カンキツ全般に感染しますので、シークヮーサーをはじめ、タンカンン、タロガヨ、カーブチー、オートーなどにも感染します。
特にシークヮーサーはこれまで粗放的な栽培をしてきたので感染しやすい状況になっています。

また、カンキツグリーニング病に感染した樹は現在の技術では治療することが出来ません。
なので病気が確認された樹をそのままにしておくとミカンンキジラミを媒介にして病気が蔓延し、周りの健全な樹に病気が移ってしまいます。
よって、速やかな伐採がカンキツグリーニング病の感染拡大の阻止につながります。





現在、シークヮーサー振興室では集落に栽培されているシークヮーサーをはじめとしたカンキツ類の調査を進めています。
調査用に葉っぱをいくつか採取します。
その際には白いリボンを樹に取り付けてあります。


もし、検定の際、病気にかかったことがわかると赤色のリボンをつけます。
その際は速やかに伐採をお願いします。
また、振興室にもご連絡いただきますと助かります。
0980ー44ー3084


集落でのサンプル採取、検定にご理解、ご協力お願いいたします。


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